翻刻!江戸の医療と養生

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広益秘事大全 3巻. [5] - 翻刻

広益秘事大全 3巻. [5] - ページ 41

ページ: 41

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【右丁頭書】 ○求肥飴(ぎうひあめ) 葛(くず)の粉(こ)百目/蕨(わらび) の粉五十匁/餅米(もちこめ)の粉(こ)五合/白(しろ) 砂糖(さたう)七百目/煎(せん)じ水壱升入れ内 五合はさたうのせんじ水/残(のこり)五合は 葛(くず)わらびをときいづれも水嚢(すゐのう) にてこし炭火(すみび)よきかげんにし てねり中ほどにてしる飴(あめ)四百五 拾目入れ初よりねり上るまで手 をひかずねる也火のかげん第一 なりよきほどにつまりたる時 箱(はこ)にうどん粉(こ)を敷(しき)ながして 二日ばかりさまして切る也 ○南京飴(なんきんあめ) 右ぎうひをぬれ ぶきんにて粉をふき青豆(あをまめ)の粉(こ) を付るなり胡麻(ごま)を付るもよし ○小倉野(をぐらの) 餅(もち)の粉(こ)壱升 白砂糖(しろざたう)六百目水壱升/入(い)れ垢(あか)を 【左丁頭書】 とり蜜(みつ)にてせんじ地黄煎(ぢわうせん)五百 目入れ求肥(ぎうひ)のごとく少しかたく ねりつめて箱(はこ)にうどんのこしき ながし置二日ばかりもおきて切り あんをつゝみ上へさたう煮(に)のつぶ 小豆(あづき)をつける此あづきこしらへ様 は上/小豆(あづき)をたきよく煮(に)てつぶれ たるを択去(えりすて)て砂糖蜜(さたうみつ)にて又 煮(に)塩(しほ)見合せに入る右さたう に煮(に)てとほしにあげ滴(しづく)を たらしさめてかわく時上のきぬに つくるなり ○養命餹(やうめいたう) 寒(かん)ざらしの餅(もち) の粉五合/葛(くず)の粉五十匁/白砂(じろさ) 糖(たう)五百匁/先(まづ)さたうに水三百匁 いれせんじて垢(あか)を去(さり)粉(こ)に水百目 入れよくときて右の砂糖(さたう)を入れ 【右丁本文】 【挿絵】  右せんじてさまし魚肉(ぎよにく)を漬(つけ)置べし  ○金山寺味噌(きんざんじみそ)の法 一/大麦(おほむぎ)《割書:黒くならぬほどに|いりて一斗》大豆(まめ)《割書:黒くならぬほどに|いりて一斗》  右一所にまぜせいろうにて蒸(む)し糀(かうじ)にねさ せ花(はな)つく時分(じぶん)塩二升あはせ茄子(なすび)五十いれすし のごとくしておもしをかけ七日めづゝに上下(うへした)へま 【左丁本文】 ぜかへし四十日めに山桝(さんしやう)【山椒】の辛皮(からかは)を入れ又 七日ほど過(すぐ)れば上へ水あがるもの也/和(やは)らかな らば水を外(ほか)へとりておくべし乾(かわ)く時は右の水を 入てかきまはすなり或(あるひ)は瓜(うり)の水気(みづけ)をさりて も入べし多(おほ)く入ればしるくなる也  ○柚(ゆ)びしほの方 一/柚(ゆ)《割書:実(み)をさり皮(かは)ばかり|にして六ッ》葛粉(くずのこ)《割書:一合|》砂糖(さたう)《割書:四十匁|》  たまり《割書:少|》胡桃(くるみ)《割書:十五|》 右/砂糖(さたう)たまり柚(ゆ)一所に煮(に)る也さて最後(さいご)に くるみ葛粉(くずのこ)を入べし  ○ひしほの方 一/小麦(こむぎ)《割書:壱斗水につけよくむし手にて握(にぎ)りて|かたまる時分豆の粉と合すべし》大豆(まめ)  《割書:五升わりて皮をさり|引わりて用ゆべし》塩《割書:二升五合|》水《割書:八升五合|》 【枠外丁数】百四十九