翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

漂舶紀聞 - 翻刻

漂舶紀聞 - ページ 27

ページ: 27

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【右側】  壱艘之外無御座候 一台湾におゐて唐船凡十二艘日本地方おゐて四艘見  懸申候 一去年御当地ゟ十月六日帰帆仕候フツンネイ《割書:船ノ|号》日数  廿日経海上無滞十月廿六日咬𠺕吧着船仕候バンカー  海辺におゐて唐船一艘見懸申候右唐船は六日後れ  咬𠺕吧着仕候 一去年申上候末ビリシク《割書:地|名》の王并右王の兄弟《割書:アラニク|アスサム》  《割書:国の支配|罷在候者》は山中に隠れ居其場所ゟ出兼印度惣都 【左側】  督へ赦免を得へきため使者を送り申候 一右王申極を相立改て奉行所に随従いたし十分の  ヶ条相立候上赦免いたし遣し候  ビリシク《割書:地|名》中に砦を築き阿蘭陀の軍兵の内を残し  置申候其外の軍兵并一隊の軍船は爪哇に引取申候  阿蘭陀国王へ右勝書之趣相達候処格別軍功有之候  兵を賞美いたし候 一阿蘭暦数一千八百四十六年《割書:弘化三午|年に当ル》の半年の間に  唐国よりヱケレス国に茶二千九百六十一万八千二百