翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

漂舶紀聞 - 翻刻

漂舶紀聞 - ページ 32

ページ: 32

翻刻

【右側】  貸渡ワンホン《割書:地|名》の相応の土地を死亡之者葬のため可  定置事 一云花園の間に橋其外造作勝手たるへく尤海辺に  店を取立候儀は致間敷事 一諸事混雑無之ため川入口に有之候諸舟は商館より  隔繋置へき事  ヱケレス人共此節奪取候砦の大炮八百挺余の筒に   釘を打込用達不致様いたし申候 一一千八百四十六年第十二月《割書:弘化三年午|十月十八日に当ル》六日ホンコンゟ 【左側】  ヱケレス国に唐船一艘出帆いたし候其船テカケイイングと  号しヱケレスの船頭ケルシツテ《割書:人|名》の支配に有之候尤乗組  之者共は多分唐人に有之候  斯く遠海危難の波濤を唐船乗渡候事是迄更に  無之候 一北アメリカ合衆国の新コミサーリス《割書:官|名》唐国と諸事を  取斗のためマカヲに到り申候右コミサーリスの名は  ヱフエレツと申候  右新コミサーリスとオントルコーニレグ《割書:オントルは下ト云儀|コーニレグは王と云儀》