翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

漂舶紀聞 - 翻刻

漂舶紀聞 - ページ 33

ページ: 33

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【右側】  ケイインク《割書:人|名》衆会いたし候 一フヲルトローネン《割書:人|名》広東にてふらんフランス国政事を取扱候もの  に命せられサークゲラステイグデと申官職に相成申候 一東印度に罷在候ヱケレス国軍勢許多両三日中ブーロー  ビナング《割書:地|名》に相集申候クイーセアドミヲール《割書:官|名》イングロフイールー  《割書:人|名》はヱケレス国の軍船フヱルメン《割書:船|号》に乗組当時ボメヲ《割書:地|名》  并トロク《割書:同|上》の方に趣候様達有之候 一交趾国フアウロンネ《割書:地|名》の港内に於てフランス国の船四艘と  交趾国軍船五艘との闘戦有之候 【左側】 一右戦争の原因はフランス国の執政を陸に呼寄せ其   隙にフランス国の船を奪取候ため交趾国の都府より  差向候者共密に襲候事と被察候  小半時の間戦候後交趾国の船三艘空中に飛散し申候  余二艘はフランス人奪取焼捨申候  フランス人は唯壱人戦死いたし今一人は深手負候者有之候  交趾国人壱千人程も討死いたし候と被察候 一暹羅国王外国との商法を弥専要の事といたし候様  相見へ申候