翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広益秘事大全 3巻. [1] - 翻刻

広益秘事大全 3巻. [1] - ページ 23

ページ: 23

翻刻

【右丁頭書】  【挿絵】  【赤角印 帝國圖書館蔵】 【左丁頭書】  【挿絵】 【右丁本文】 《題:《割書:民家(みんか)|日用(にちよう)》広益秘事大全(くわうえきひじだいぜん)巻上(まきのじやう)》  奇巧妙術類第一【四角囲み】  ○書物(しよもつ)を虫(むし)のはまざる法  一 書物(しよもつ)の間々(あひ〳〵)へ朝㒵(あさがほ)の葉(は)または実(み)を紙(かみ)に つゝみて入(い)れおくべし此方(このはう)すぐれてよし  ○書物(しよもつ)の潮(しほ)につかりたるを直(なほ)す法 一大なる桶類(をけるい)に水をいれ塩(しほ)を少し加(くは)へて 書物(しよもつ)の表紙(ひやうし)をはづして水に浸(ひた)ししづかに 潮(うしほ)をあらひ出して板(いた)にて上下(うへした)よりつよく はさみ押(おし)をかけおき其後(そのゝち)にほすべし干(ひ) 【左丁本文】 たる時/打盤(うちばん)にてむらなくうてば皺(しは)おのづから のびてもとのごとし  ○水草(みづくさ)を久しく活(いけ)おく法 一/蓮(はちす)河骨(かうほね)沢桔梗(さはぎきやう)などの水草(みづくさ)を活(いけ)んと おもはゞ先(まづ)糸(いと)にて根(ね)をくゝり其下より 切るべし水をふくみて久しくしをれず 二三日にしてしぼむ花(はな)も十余日(じうよじつ)はたもつ べきなり  ○銀箔(ぎんはく)の色(いろ)かはらぬ押(おし)やう 一/銀箔(ぎんはく)をおしたる上に礬水(どうさ)をうすく引 べし久しくさびず  ○毛(け)の類(るい)を染(そむ)る法 一/馬(むま)の毛(け)を早稲藁(わせわら)の灰汁(あく)にてよくあらひ  【枠外丁数】二