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広益秘事大全 3巻. [1] - 翻刻

広益秘事大全 3巻. [1] - ページ 24

ページ: 24

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【右丁頭書】  心易(しんえき)星宿(せいしゆく)占卜(うらなひ)類(るい) 【四角囲み】 凡(およそ)卜占(うらなひ)は事(こと)を行(おこな)はんとする 時に疑(うたがは)しき事ありて決断(けつだん) しがたきを吉凶(きつきよう)を考(かんが)へて 決断(けつだん)する時に用ゆる事なり されば身(み)を清(きよ)め心(こゝろ)を浄(きよ)め て慎(つゝし)みて天地(てんち)の神明(しんめい)を拝(はい) し奉り又おの〳〵信(しん)ずる処の 神仏(かみほとけ)などへ深(ふか)く祈誓(きせい)して 其/神託(しんたく)を承(うけたまは)り奉るやうに すべき事なりされば一時(いちじ)の 慰(なぐさ)みなどにするものには非(あら)ず また悪(わろ)き事のあればとて 幾度(いくたび)も占(うらな)ひ直(なほ)しなどする ときは倍(ます〳〵)疑(うたが)ひをかさねて 【左丁頭書】 惑(まど)ふべきなればたゞ一度に てさてやむべしさて占筮者(うらなひじや)の 専(もつは)ら用るは周易(しうえき)の六十四/卦(くは)にて する事なれどそれは甚(はなはだ)大造(たいそう) なる事にてよく小冊(せうさつ)に尽す 事にあらずされば唯(たゞ)昔(むかし)より 有来りたる簡易(かんい)【左ルビ ヤスイ】なる法を こゝに挙(あげ)て民家(みんか)日用の一助(いちじよ) とす簡易(かんい)なればとてその 占文(うらかた)のあたらぬといふ事はなき ものなればよく〳〵其身(そのみ)の上其 事に引あてゝ考(かんが)へ見るべし さて又/卜(うらな)ひたる処に大小わろき 事ありともさのみおどろくへから ずよき事ばかりありとも又さ のみ喜(よろこ)ぶべからず畢意(ひつきよう)は銘(めい)々 善悪(ぜんあく)のおこなひに仍(より)て善(よき)も 【右丁本文】 米泔汁(しろみづ)に三日ほど漬(つけ)おき水にてよく洗(あら)ひ 日にほして後/染(そむ)べし染汁(そめしる)は蘇木(すはう)百目/肥松(こえまつ) 十匁/熊笹(くまざゝ)の葉(は)十/枚(まい)入(いれ)よく煎(せん)じ塩(しほ)十匁/醋(す) 少くはへぬる湯(ゆ)かげんにして染(そむ)べし熱(あつ)きは悪(わろ)し 但(たゞし)二日ほどつけ置/取出(とりいだ)し色(いろ)あひを見日に よくほし三日ほど過(すぎ)て水にてさら〳〵と洗(あら) ふべし青(あを)く染るには緑青(ろくしやう)を醋(す)にてとき少し せんじ底(そこ)にゐつかざるやうにかきまはし少し さまして染(そむ)べし牛(うし)の毛(け)尤(もつとも)よくそまる  ○銅器(どうき)のさびたるを洗(あら)はずして落す法 一 唐金(からかね)銅(あかゞね)の道具(だうぐ)器物(うつはもの)の金物(かなもの)さびたるはその さびたる処へ米粘(こめのり)のつよきをつけ紙(かみ)にてはり 日にほして乾(かわ)かし置そのゝち紙(かみ)をとるべしさび 【左丁本文】 粘(のり)にうつりて残(のこ)らずおつる也  ○暑中(しよちう)食物(しよくもの)の貯(たくは)へやう 一 夏(なつ)の比(ころ)煮(に)たる物をたくはふるには番椒(たうがらし)をそ の食物(しよくもつ)の上におくべし臭気(しうき)【左ルビ クサミ】つかず 【挿絵】  【枠外丁数】三