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広益秘事大全 3巻. [1] - 翻刻

広益秘事大全 3巻. [1] - ページ 26

ページ: 26

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【右丁頭書】  ㊀ 乾(けん) ○見物は尊(たつと)き物。剛(こは)き物。果(このみ)。骨(ほね)。 四足あるもの。天(てん)。光り物。足なへ。 ○聞事は実(まこと)にあらず。主(しゆ)親方(おやかた) 師匠(ししやう)の前を人の支(さゝ)へたるかたち。 ぬす人のさた。いつはり事○得(え) 物は惜(をし)むくひ物。武具(ぶぐ)。丸き もの。辛(から)き物○待人(まちひと)は。定 まらず。戌亥の日来るべし。 北西より来るべし○怪事は 光り物。烏(からす)。犬。狐のわざ。 物おきか。厠(かはや)にての事なるべし。 ○失物(うせもの)は なし。盗人(ぬすびと)取也。 金物。食物。衣類。鏡(かゞみ)。丸き物。 刃(やいば)。冠(かんふり)の類。○願事は 成就(しやうじゆ) しがたし。身上(しんしやう)の望(のぞみ)ありて日天(につてん) に願をかくれども凶(わろ)し○出行は 【左丁頭書】 【挿絵】 あきなひはわろし。口舌(くぜつ)。ぬす人に あふ。人に逢にゆくにもわろし。 西北へゆくはよし。○沙汰(さた)詫言(わびごと)は そら事をいふ。けしきすさましき 人なるべし。○病人は頭面(づめん)の病 熱気(ねつき)おこりさめて有。足なゆる 事あり。 丙(ひのへ) 丁(ひのと)巳(み)午(むま)の日を慎(つゝし)む 【右丁本文】 巻(まき)にし別(べつ)に梅(むめ)をむきて水につけ醋(す)を出し その醋(す)一升に寒(かん)の水(みづ)一升五合まぜて漬(つけ)おく べし入用の時とり出し水に生(いけ)かゆへし葉(は)も 実(み)も落(おち)ずしてよくたもつ也  ○鹿角(しかのつの)を和(やは)らかにする法 一 鹿角(ろくかく)を細工(さいく)につかふ時/鯔(ぼら)の骨(ほね)にても肉(にく)にて も少し入て煮(に)るに和(やは)らぐ事妙なり好(この)みに したがひて形(かたち)を作るべし  ○煎酒(いりさけ)を俄(にはか)にこしらへる法 一 生酒(きざけ)五合に白大豆(しろまめ)一合半/白柿(つるしがき)七ッ八ッ茄(なす) 子(ひ)香物(がうもの)一ッ入/急(きふ)なる時は焼火(たきび)にて煎(せん)じ出すに 鰹(かつを)ぶしをいれて煎(せん)じたるよりは一段(いちだん)風味(ふうみ) よろし 【左丁本文】  ○悪水(あくすい)を清水(せいすい)となす法 一もし上水なき所(ところ)にては悪水(あくすい)をとりしば〳〵 煮沸(にわか)してすまし置/冷(ひゆ)るにしたがひ泥滓(どろかす)を去(さり) また是を煮(に)れば清水となる也  ○餅(もち)にかびのわかぬ搗(つき)やう 一 餅米(もちごめ)壱斗の中へ氷砂糖(こほりざたう)壱両とり水の 中へいるればいつまでもかび出ず  ○すき油の方 一 胡麻油(ごまあぶら)一合に生蠟(きらう)六匁入てねるべし但(たゝ)し これは十月より正月までの方也四月より八月 までは蠟(らう)を二匁ましてねる也又方 一 石膏(せきかう)二斤/薩摩蠟(さつまらう)五斤/種白(たねしろ)しぼり《割書:一ばい|》 但し油(あぶら)壱升のかけめ四百五十目のつもりの割(わり)  【枠外丁数】五