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広益秘事大全 3巻. [1] - 翻刻

広益秘事大全 3巻. [1] - ページ 28

ページ: 28

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【右丁頭書】 【挿絵】 体(てい)なり ㊂ 離(り) ○見物は中女。牛馬。狐(きつね)。雉子(きじ)。 亀(かめ)。蟹(かに)。蜂(はち)。火事(くわじ)。葬礼(さうれい)の類 ○聞事は生きたる物をころす 沙汰か。高位の人のわざはひか。 【左丁頭書】 いづれにても口舌事也。○得物 はなし。金物。食物。うつはもの。 牛馬。木竹の類也。○待人は 午の日か三二七の日来るべし。 南よりきたる○怪事は電(いなづま) 血刀(ちがたな)。鳴物。炉(ろ)に物のはえたるか。 釜の鳴。○失物はなし。西方の 男取去るなりつよくせんさく すれば半分はかへる。文書。金物。 武具(ぶぐ)。色あらきもの。○願事は 廿三夜の月。稲荷(いなり)を信心(しん〴〵)して よし深(ふか)く念(ねん)ずれば何事も成(じやう) 就(じゆ)することもあるべし○出行は ゆくべし。南へゆくによろし。船は 行べからず。ゆきたるさきにて 火事口舌ぬす人を慎(つゝし)むべし ○沙汰(さた)詫言(わびごと)ははやく埓(らち)あく也 【右丁本文】 を染(そむ)るに色(いろ)大に紅(くれなゐ)になるなり  ○紙(かみ)に金砂子(きんすなご)をまく方 一 先(まづ)箔(はく)を切て箔(はく)篩(ふるひ)にいれ置/砂子(すなご)蒔(まく)べき 紙(かみ)に海蘿(ふのり)を引(ひき)篩(ふるひ)の切箔(きりはく)をふりかけさて 紙をあてゝそつとなでつけ乾(かわか)すべしかわき たる時/羽箒(はばうき)にてはくなり  ○取直(とりなほ)しがたき物に砂子(すなご)をおく法 一 張付床(はりつけどこ)などの取(とり)なほしがたき物に砂子(すなご)を まくには別(べつ)の紙(かみ)を油気(あぶらけ)ある綿(わた)を一重(ひとへ)紙(かみ) にてつゝみたるにてかろくなで切箔(きりはく)にても もみ箔(はく)にてもその紙(かみ)にまけば油気(あぶらけ)ある故 に箔(はく)の紙につくを砂子(すなご)まくべき所を常(つね)の ごとく糊(のり)を引右の砂子まきたる紙(かみ)を持行(もちゆき) 【左丁本文】 おしあてそとなでゝ紙をとるべし  ○雨障子(あましやうじ)に油(あぶら)を用ひざる法 一 蘿蔔(だいこん)あるひはかぶらの絞汁(しぼりしる)を用ひて紙(かみ)に 引ときは色つかずして雨水(あまみづ)を防(ふせ)ぐなり蠟(らう)を ひくは三四年も損(そん)せずされど点(てん)じたる跡(あと)あ りてよき所には用ひがたし  ○雨障子(あましやうじ)を繕(つくろ)ふに粘(のり)つかざるを付る法 一 雨障子(あましやうじ)の類ふるきには粘(のり)つかぬ物なり 其時は粘(のり)の中へ生姜(しやうが)のしぼり汁を加ふべし 粘よくつきてはなれず  ○革(かは)のよごれたるを洗(あら)ふ法 一 革(かは)の類(るい)垢(あか)つきたるをあらふには糯糠(もちぬか)にて もみあらひ糠(ぬか)を去(さら)らずして干(ほし)てもむべし和(やは)  【枠外丁数】七