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広益秘事大全 3巻. [1] - 翻刻

広益秘事大全 3巻. [1] - ページ 30

ページ: 30

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【右丁頭書】 庚辛の日をつゝしむべし。出 家女のおもひ也。東のかたに住 もの也○夢は雷竹林山木 しげり栄ゆる所。楼閣かなり。 又/酸(す)きものを喰ふか ㊄ 巽(そん) ○見物は長女。出家。びくに。 【挿絵】 【左丁頭書】 【挿絵】 鶏(にはとり)海川也○聞事は海川。 船。商売(しやうばい)。旅行(りよかう)のさた也○得物 は半吉なり。食(しよく)物。薬物。縄(なは)。 すぐなる物。竹木の器(うつは)物。袋(ふくろ)に 入たる物なるべし○怪物は飛(とぶ)物か。 には鳥。虫鳥の類也○失物は有。 東南のすみ又山をたつぬべし ○願事はよし。田地(でんぢ)。商ひ。 【右丁本文】 の腹毛(はらけ)をも入べし甚(はなはだ)和(やは)らかにて寒を防(ふせ) ぐなり衣服(いふく)脚半(きやはん)などに入てもよし  ○玳瑁(たいまい)の類の油をぬく法 一たいまいの類(たくひ)櫛(くし)笄(かうがい)をあらふにあつき湯(ゆ) にて洗(あら)ふべからず肥皁(ひさう)【皂は俗字】を冷水(ひやみづ)にて挼(もみ)て洗(あら)ふ べし次(つぎ)に水ばかりにてあらひ又水に塩(しほ)を入て ふたゝびあらふべし如此(かくのごとく)すれば色を出して 光沢(つや)をおとさず新(あたら)しくなる也  ○焼物(やきもの)に穴(あな)のあけやう 一 磁器(やきもの)に穴をあくるには金剛砂(こんがうしや)を一つまみ 其所におきて杉木(すぎのき)のきりにてもむべし ひたともめばあなあくなり  ○箪司(たんす)【笥】挟箱(はさんばこ)などに脂(やに)出るをとむる法 【左丁本文】 一 檜(ひのき)にて作(つく)りたる道具(だうぐ)類/新(あたら)しきうちは脂(やに) いづるもの也用ひざる内に藁(わら)をいれおきその わらに脂(やに)つきたるを取さりて後(のち)物を入るべし しゆんけい塗(ぬり)などにも出ることあり綿(わた)に油(あぶら)を つけ火にてあつくあぶりて拭(のご)ふべし外のもの にてはおちぬなり  ○早根刃(はやねたば)のあはせやう 一 刀(かたな)の刃(は)を此方(こなた)へ向(むけ)ておし立左の手に鋒(きつさき)を もちなるほどよき剃刀砥(かみそりど)を厚(あつ)さ二分ばかりにし て右の手に持(もち)唾(つば)を用ひて剣背(みね)の方(かた)へおすべし 猶予(ためら)ひて手のうちなづむときは刃(は)つかず 刀(かたな)のために砥(と)の削(けづ)れるほどに急(きふ)に刃(は)を付べし さて指面(さしおもて)に刃(は)付たる時/指裏(さしうら)は刀(かたな)を倒(さかしま)に鋒(きつさき)を  【枠外丁数】九