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広益秘事大全 3巻. [1] - 翻刻

広益秘事大全 3巻. [1] - ページ 32

ページ: 32

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【右丁頭書】 心の病。腹の下り。耳(みゝ)のなる。腰(こし) のいたみ。寒のとがめ。腎(じん)をもら す久しき持(ぢ)病。やまひ下部(げぶ)に有。 又はつらくあたりし人女の念(ねん)と しるべし。観音いなりを信すべし ○夢は岸よりおつる体。きつね。 いたち。蛇 生れ子。水辺に死た るを見たるゆめ也 ㊆ 艮(ごん) ○見物は少男。霧(きり)。島(しま)。山。家(いへ)。 石城。墳墓(はか)○聞事は婚姻(こんいん) のなりがたき噂か。山伏。女。祢宜(ねぎ) 金物のさた○得物はあり。 金物。衣類。雑穀(ざこく)。瓜(うり)。果(このみ)。石。 土。土中の物なるべし○待人は はやく来る。又丑寅の月日七 【左丁頭書】 五十の数の月日来る。東北よ りきたるべし○怪事は鼠(ねずみ)。猫(ねこ)。 家の柱(はしら)鳴(な)るか。棟木(むなぎ)折るか也。○ 失物はなし。女の手に有。土の器 【挿絵】 【右丁本文】 入れともすべし水をかけても消(きえ)ず  ○一寸(いつすん)八里(はちり)炬火(たいまつ)の法 一くぬぎの木を百目ほど池水(いけみづ)にひたし置て 後こまかにたゝき砕(くだ)き炬火(たいまつ)にすれば一寸にて 八里は行べし但(たゞし)四寸廻りの積(つも)りなり  ○幾夜(いくよ)寝(ね)ずしても気力(きりよく)衰(おとろ)へざる方 一 昼夜(ちうや)寝(ね)ざる事/連日(れんじつ)なれば気力(きりよく)つかれて 事をつとめがたし此時/牡蠣(かき)の殻(から)を粉(こ)にし てのむべし疲(つか)るゝ事少しもなし  ○鍋釜(なべかま)の鉄気(かなけ)をぬく法 一 鍋(なべ)の中にて藁(わら)をたき灰(はひ)となしさまし 置て後/灰(はひ)を取去(とりさ)り鍋(なべ)の内へ油(あぶら)をぬり竈(かまど) の下にぬる火を置て油気(あぶらけ)を乾(かわ)かすべし 【左丁本文】 かくの如くして即時(そくじ)に用るに鉄気(かなけ)少しも出 る事なし  ○油(あぶら)に水気(みづけ)あるを防(ふせ)ぐ法 一 燈油(ともしあふら)に水気まじりはぢけて火(ひ)消(きえ)んとする 時ともし口の燈心(とうしん)に塩(しほ)を少しおけば忽(たちまち)に止(やむ)也  ○白鑞(しろめ)を製(せい)する方 一 鉛(なまり)《割書:壱斤|》唐錫(たうすゞ)《割書:十両|》をふきわりて和すれば しろめとなる  ○真鍮(しんちう)を色(いろ)白(しろ)くする法 一 米醋(こめず)梅醋(むめす)拓榴醋(じやくろす)柚醋(ゆず)四味ひとつに和(まぜ)て 砥(と)の粉(こ)をときてみがけば真鍮(しんちう)銀(ぎん)のごとくなる  ○真鍮(しんちう)金銀(きん〴〵)の類の器物(うつはもの)をあらふ法  一 真鍮(しんちう)金銀(きんぎん)鍍(めつき)などの器(うつは)久しくよごれたるは  【枠外丁数】十一