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広益秘事大全 3巻. [1] - 翻刻

広益秘事大全 3巻. [1] - ページ 33

ページ: 33

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【右丁頭書】 物の類なり。ぬすみ手は初めは しれず後にしるゝ也○願事は よし。家やしき。土石。金物。瓜。 木の実(み)の類。○出行は遠方へ ゆくはよろしからず阻(へだて)あり。山か 陸(りく)をゆくにはよろし。南は吉と しるべし○沙汰詫言はよし。 しかし貴人へだつる事有。引連(ひきつゞき) て二度めほどに埓(らち)あく也○病 事は手指(てゆび)の病。脾肺(ひはい)の病。唇(くちびる) かわきて不食す。女は産後(さんご)のわ づらひ也。女の念あるべし。年徳(としとく) 神 山の神のとがめもあるべし。 信心すべし○夢は雲。山。丘(をか)。 墓(はか)。少男。大/虎(とら)の類也。また 甘(あま)きものを食(くら)ふ事もあり。又 山に登(のぼ)る事のたぐひなるべし 【左丁頭書】 ㊇ 坤(こん) ○見物は霧(きり)。田野。老女。農(のう)人 肥(こえ)たる人。布綿。五穀。輿(こし)。釜。 ○聞事は田地(でんぢ)。土橋。倉(くら)。母の 便宜(べんぎ)をきくか。公事(くじ)沙汰か。人の 腹立るをきく也○得物はあり。 金物。糸類。笋(たけのこ)。山の芋(いも)。五穀 のたぐひなるべし○怪事は牛。 狐。からす。百獣(ひやくじう)。衣に血(ち)かゝる也 ○うせ物は有。日の中に尋(たづ)ぬべし 品あしくなるとも半分は出べし。 古着(ふるぎ)。金物。食物。四角(しかく)なる物。 やはらかなるもの。袋(ふくろ)に入たる物也 ○願事よし。知行(ちぎやう)。倉。田畠(たはた)。 牛馬の望なるべし○出行は 西南へはよし。里(さと)に利あり。陸(くが) 【右丁本文】 たやすく落(おち)ぬもの也/醋(す)を熱(あつ)くわかして 洗(あら)ふべし疵(きず)付(つか)ずしてよくおつる也又すいも 草にてみがくもよし  ○洗(あら)ひ粉(こ)の方 一 豆腐(とうふ)の滓(かす)を二三日/天気(てんき)つゞきに陰干(かげぼし)とし よく乾(かわ)きて後/貯(たくは)へ置/朝夕(あさゆふ)湯(ゆ)をつかふ時の あらひ粉(こ)とすべし油垢(あぶらあか)をおとし艶(つや)を出す 事よのつねにあらず天気(てんき)つゞかぬ時は臭(くさ)み つきて用にたへず  ○鉄醤(おはぐろ)を即座(そくざ)におとす法 一 笹(さゝ)の葉(は)をくろくやきて灰(はひ)とならざるを 指(ゆび)につけて歯(は)を摺(す)ればおはぐろ忽(たちま)ち落(おち)て 白歯(しらは)となるなり 【左丁本文】 【挿絵】  ○伽羅(きやら)を久しく貯(たくは)ふる法 一 黒砂糖(くろさたう)を水にてこね竹(たけ)の皮(かは)を入れ能(よく) せんじその竹(たけ)の皮(かは)にて伽羅(きやら)をよく包(つゝ)み 壺(つぼ)に入(い)れ蓋(ふた)をよくしてたくはふればいつま でも朽(くち)しをれず  【枠外丁数】十二