翻刻
【右丁】
当座信濃者別
語安台有恒主人判
【上段】
えどすれて
丸くなりてそ
帰りける
木賊かりする
園原の者
勇々館道草
あかきれのわれも〳〵と
しなのもの江戸の
わかれをいたく 於三村
をしまん 菱持
姥捨の山の端さして
しなの者帰る背中に
月のこく餅
鶴告亭夜宴
【下段】
おはちまてけさは掃除を
しなの者あしを喰はるゝ
冷飯草履
弥生麿
おなし心を
奉公もわつかしなのへ
もとり道まめて帰れる
鳩かやの宿
語安台有恒
【左丁】
狂歌四季人物二篇
天明老人内匠撰
兼 初午詣 初灸 彼岸詣 野遊 雛店見物 汐干
題 曲水宴 奉公人出代 紅毛人登城 苗売 桜草売 花見
《割書:当 俵舎大人|坐 勇々館主人》 判
女蕨売 藪入
《割書:画|工》立斎広重先生