琉球・沖縄の世界を翻刻する

コレクション: ハワイ大学所蔵 阪巻・宝玲文庫 vol. 1

琉球沿革志 上 - 翻刻

琉球沿革志 上 - ページ 16

ページ: 16

翻刻

【右丁】 三十六あり《割書:伝信録伊是那島を脱し計羅麻一島を|馬歯山の二島とす依て島数は同じ》   官制職禄冠服風俗器財家居 官制品級略唐山に彷たり分て正従九等とす  《割書:正|従》一品《割書:金簪|錦帯》 《割書:彩織縀帽|緑色袍》  《割書:正|従》二品《割書:正金簪従金花銀柱|簪 紫綾帽有功者》  《割書:賜綵色縀帽 龍幡黄帯有功者賜錦帯|深青色袍下至八九品朝服皆同》  《割書:正|従》三品《割書:銀簪 黄綾帽|帯袍共同二品》  《割書:正|従》四品《割書:簪帽袍同三品|龍蟠黄帯》  《割書:正|従》五品《割書:簪帽袍同三品|雑色花帯》  《割書:正|従》六七品《割書:簪袍同三品 黄■【※】|帽 帯同五品》  《割書:正|従》八九品《割書:簪袍同三品 大|紅縐沙帽帯同五品》  雑職《割書:簪袍同三品 紅■【※】|帽 帯同五品》  《割書:里|保》長《割書:銅簪 藍袍 紅|布帽或緑布帽》  《割書:蔭|官》生《割書:簪帽服帯|倶同八品》   外に百姓頭目の帽は青布を用ゆ 【※糸偏に旨で「きぬ」の意の漢字】 【左丁】  帽の色紫を貴とし黄これに次く紅又之に次く亦花素  を以て等別を為す青緑の帽を下とす其製紙を糊して  骨とし帕之を蒙ふ式僧の毘盧帽の如し中空して頂な  く絹方幅髻の半を覆ふ口互に交る前簷額に着る処鱗  次七層後簷十二層彩織の帽を最貴とす  凡官員の外衣長さ身に過く衣帯なく大帯之を束す腰  間提起すること三四寸寛博ならしめて以て諸物を懐納  するに便りす紙夾烟袋皆胸次に貯へ時を以て取用ゆ  幼童の衣袖脇下穿露せしむること三四寸許年長して頂  中の髪を剃り即之を縫属す