琉球・沖縄の世界を翻刻する

コレクション: ハワイ大学所蔵 阪巻・宝玲文庫 vol. 1

琉球沿革志 上 - 翻刻

琉球沿革志 上 - ページ 18

ページ: 18

翻刻

【右丁】  靸は細席草を以て編成す前に一縄あり大指の間に界  し踵曳して以て行く男女皆之を着く  儀仗は唐山に彷たり開棍鎗旗凉傘あり板輿に駕す《割書:唯|国》  《割書:相是に駕す法司王舅紫金大|夫正議中議大夫は竹輿なり》此板輿と云ものは此方の  女乗物に似たり《割書:曰。外用_二倭 ̄ト縀銅-釘 ̄ヲ_一內加 ̄フ_二彩-|絵 ̄ヲ_一轎式与_二竹-輿_一皆-同 ̄シ。》  其国王を中山王と云后を中婦君と云世子を《振り仮名:中-城|ナカクスク》と云  王子(ワンス)【左ルビ:ハワンス】位正一品王の子弟王叔国相皆某 ̄ノ-地 ̄ノ《振り仮名:王-子|ハアンズ》と称す  国相一員王叔の才略ある者之に任す釆地一府《割書:或二|府》様  六百石有功者は七八百石より千石に至る  元侯正一品王の子弟此封を膺く 【左丁】  郡侯邑侯従一品元侯の子孫此封を膺く有功者は爵を  元侯に加晋む  按司(アンズ)とは一府を領する者を云某地按司と称す《割書:此方の|諸侯の》  《割書:如し古は毎府一按司■【涖=臨ヵ】て之を治けれは権重くして互|に争乱に及けるにより王尚真の時より首里に聚居し》  《割書:め察侍紀官一人を其地に遣し置て其府事を知せしめ|歳の終に其成を按司に上すと本邦の諸侯を江戸に聚》  《割書:置と|同し》位従一品  三司(サンズ)官《振り仮名:親方|ヲヤカタ》とは法司を云正二品王舅勲戚之に任す夫  曹は礼を司地曹は農を司人曹は元を司る三員輪して  王宮に値し大事は集議して之を国相に上す采地一府  禄四百石《割書:国舅采地一府禄八十石或|百石二百石皆量 ̄テ_レ功 ̄ヲ賜 ̄フ_レ之 ̄ヲ》則此方の三公の如し