琉球・沖縄の世界を翻刻する

コレクション: 琉球大学所蔵 琉球・沖縄関係資料 vol. 1

南島紀事 中 - 翻刻

南島紀事 中 - ページ 23

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往て其礼を行ふへしと五年尚寧又其臣蔡奎等 を明国に遣し冊封を請ふ明主尚未た許さす六 年明主兵科給仕中洪膽祖を正使とし行人王士 禎を副使とし琉球に赴かしむ尚寧法司鄭逅等 を明国に遣し文臣を差遣せられんことを請ふ 会たま洪膽祖母の憂に丁り職を解く右給仕中 夏子陽を以て之に代ふ巡按方元彦撫臣徐学聚 曰く海浜多事なり宜しく武臣を遣すへしと夏 子陽等曰属国の請□ふへからすと堅く行かん ことを乞ふ議未た決せす七年に至り尚寧王舅 毛継祖等を明国に遣し方物を貢し彼の太子の 立を賀し兼て冊使の速かに来らんことを請ふ 是歳琉球の商船奥州に漂流す徳川家康沿道駅 々に令して夫馬を給し薩摩に護送せしむ明年 薩藩人をして琉球に送致す又琉人漂流して肥 前平戸に到る乗る所の船己に破壊す藩主松浦 法印佗船を以て薩摩に致せり政権の徳川氏に 帰するや義久琉球の僧法恩寺某を召して親く 宇内の現況を諭し還りて尚寧に告け速に徳川 氏に覲んことを教へしむ初め秀吉の兵糧を琉