琉球・沖縄の世界を翻刻する

コレクション: 琉球大学所蔵 琉球・沖縄関係資料 vol. 1

南島紀事 中 - 翻刻

南島紀事 中 - ページ 28

ページ: 28

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是亦三司官内に解る者に非すや今歳聘せす明 年も亦解らは危からさらんと欲すと也得可け んや且復た貴国の地支那に隣る支那日本と商 船を通せさるもの今に三十余年我か将軍之を 憂ふるの余家久をして貴国と相約して年々商 船を貴国に来らしめ而して大明日本と商売し 貨財の有無を通せしめんと欲す若し然らは則 翅に我邦を富すののみに匪す貴国も亦人々其 富の屋を潤し而して民も亦市に歌ひ野に抃ん 豈に復た太平の象に非すや我将軍の志茲に在 り是故に家久小官二人をして之を三司官に告 けしむ三司官可かす将軍若し之を問ふこと有ら は則家久之を如何かす可きや是れ我か夙夜茲 を念ふて措かさる所以なり古は善く国を計り 家を謀るもの大と雖とも小に事ふ時の宣に隋 て之を為すなり況や小の大に事ふ豈に之を其 理に背くものと為すへけんや其存すると其亡 ふと共に国君の一挙に在るのみ伏て乞ふ之を 図れと初め征韓の役兵一万五千人を薩摩琉球 に課す薩摩の議に依り改めて琉球に課するに