翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

志州鳥羽流船留書 - 翻刻

志州鳥羽流船留書 - ページ 13

ページ: 13

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こすりはたかにして三人死かいお五人に渡し 幕をおろし曲録の人々は相見え不申候夫ゟ城を 下り町家え出候得は縁台を置其上に皮と毛氈 を敷四方え金襴之幕をおろし馳走仕候一重五菜 弐格七菜に致日本と同し事に風味も能酒は日本 の諸白のようふに御座候米壱石六斗銭も御座候 走酒此上品は毎日御役所ゟ相渡し申候日本の寛 永通宝の銭も相見へ申候大き成る桶え湯を入一日に 三度づゝ入申候此所に四十日居申候其内毎日〳〵殿様 奥方の様成人入替り見物に御出て何れも笑被申候 迷惑仕候女中は大方菓子を御くれ被成候得共 馳走人多罷有菓子をは分取喰ひ申候日本とは 違ひ下々は心持悪敷相見え申候其内■のよふ成 者見付られ候へは鼻をこすりくるしませ申候 其上ひたへに朱にて何やら書付三日宛門口にさらし 申候此所にて私共四人之内壱人大病相煩申候是えも