翻刻
弐ツ宛飛紗綾両面の羽織壱ツ宛同帯壱筋宛
白紗綾巻物五まきづゝ白綸子巻物五まきづゝ
縮緬巻物五まきづゝ右之通取そろへ三人の者共へ
被下置候着物は日本の仕立御座候間着申候■【尤ヵ】何
れも白にて御座候夫ゟ前々の国にても福州
にて紅縮緬綿入三ツ宛同単物三ツ宛せう〴〵ひの
羽織被下候得共唐仕立にて殊之外きう
くつに御座候間着不申候
一大晦日夜南京不残日待にて祝い申候日本のよふに
掛取抔は壱人も参不申候殊之外ゆたかに相見へ
申候常々は掛売は不致候様に相見へ申候家々にて
鳴もの音うた琴を引経をよみ申候所も御座候
五六ケ所間は見へ申候何れも家々にて酒もり
致賑やかに珍敷国にて御座候
一大年は私共三人を上客に致し日本へ参り候唐人
拾四五人ツヽ入替り〳〵参り候て酒盛いたし候何れも