翻刻
台の物持参致大島台宝来山鶴亀の作り
もの松に水仙菊の作り物百四五拾人計一面に
ならべ置酒もり致候何れも中々結構成る者
菓子に御座候日本のゟは大きく御座候是をならべ
置唐人うたをうたい舞おとり候得共日本とは
大きに違い一向合点参不申候私共は酒もりに殊之外
たいくつ致申候吸物取者何程出し候や夜明起
候迄出し■い候大そふ成る大蝋燭三拾ケ所程はかり
付置昼のよふに御座候日の出にみな〳〵かへり申候
一元三日の間は朝団子のぞうに出し申候三日酒は出し
不申候昼夜飯共に白かゆに塩計付候て出し申候
戸もたて申候日本の盆の心にて多くは寺参り致し
申候四日ゟ戸をあけ■【毎ヵ】々の通りに御座候馳走仕候
二月三日には殊之外賑やかにて物参多く見え
申候ゆたかにそ男女打まぢりおとり申候町中
所々酒を出し置ふるまい申候