翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

普茶料理抄 - 翻刻

普茶料理抄 - ページ 10

ページ: 10

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   蘭茶之仕様 蘭の花をとり湯をよくたゝせその中へ入て其侭引あげ 又蜜の中へ入て置茶を出春時ちよく能中へ花を飛とつ 入て出しその上へ茶を徒けは蜜尓とちら連て徒ぼみ たる花たちまち尓発春志かも香はしきなり 普茶は先菓子と小菜とをならへちよくと箸とを添て 出春へし次尓茶を引なり茶はそのちよく尓うけてのみ 菓子小菜を喰てゆる〳〵とのむなり茶四五扁んも過は 煮菜を二三種出しその次尓小食の饅頭か菜包かを 二三種そのちそう能多少尓よりて出春なり凡菜と五六 種あらは八九種不ど出してから食を出し次尓だん〳〵尓 菜を一しゆ〳〵出春へし古の図は四人合能図なり古連も 四人五人乃至十人尓かきら春相合て喰なり菜の多少は その時の馳走尓よ川てさたまゝす凡煮菜十種あらは 小菜もまた十種なるへし生菜と菓子とは皿尓飣煮 菜は大井尓飣なり人数多き時は鉢尓も飣なり