← 前のページ
ページ 27 / 100
次のページ →
翻刻
四方尓きり凡豆腐十挺尓は塩三四合ほどませ壺尓
入て七八日斗置また古しき尓てむしも路み尓柚を
切ませ右のたう婦を入て二十日はかり置也《割書:但し醤油少|い連てよし》
亦一傳尓は/甑(こしき)尓てむ春までは各のことく尓して酒乃
か春をみちん尓切くだき酒を春こし入か春一だん豆腐
一だん置なり《割書:こ連もしやうゆ|少しいれてよし》但しむさ祢ともくわしから須
志か連とも夏は必む春那り寒中尓仕こみて土能中尓
埋み置は夏の土用尓も阿しくならぬなり
〇/紫菜(つつあい) /紫菜(めまのり)
紫菜をくだ起油春こしたらせなべをぬき油をは
春こし能間さまし置紫菜を以連て於し返し〳〵て
扨醤油すこし入満たぬるき炭火尓かけて於し返春也
〇/西瓜醤(しいくわちやん) /西瓜(すいくわ) /糀(かうじ)
春いくわのあかき不そを鍋尓てたきよく熟せは糀を
等分尓入て又よく煮て壺尓入置さて何の瓜尓ても
古まか尓きりたかす尓生尓てかきませて於くなり但
志ほ春こし入てよし
〇/青苔(ちんたい)
青のりを火尓かけて志めりけをさり古まかにもみ碎
器の中へ入置油をよくたゝせすこし春くふてあを