← 前のページ
ページ 29 / 100
次のページ →
翻刻
いふ木の茶葉をきり入てよし
〇/梅甘(ひいかん)
干梅の皮を去ほそのとこ路と氷砂糖とを雷盆にて
春りませる那りあるひは蓮根か梨子なとをあへ
ても亦よし
〇/菜尾(つあいひく)
春二三月のころ青菜をすこし不して塩尓漬三十日
計春ぎてから古しき尓てむしあけ又よく不して置
なり料理春る時少し煮か又はあつき湯尓徒けても
よしさてよくあらひ古まかに切油尓ていり付志やうが
あけたう婦なとをたん志やく尓切て入醤油尓て味付也
〇/淵明包(ゑんみんぽう)
菊乃葉をよく洗置饂飩の粉を水尓てとき彼菊葉
をまふし油尓あけて置出春しぶん尓醤油を少しかくる也
但し醤油をはやくかく連はやわらかすきて阿しきなり
〇/香菰(ひやんく) /椎茸(志ゐたけ) /酒(さけ) /砂糖(さとう)
志ゐたけをよくあらひ置凡酒一升尓は醤油三合斗
と砂糖春こしと右の椎茸とを和合しう春幾
壺尓入て湯煮尓するなり但湯を多して壺の口を
よくふさくなり