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【右丁】
諸侯(だいみやう) 装束(しやうぞく)青黄赤白の絹織物(きぬをりもの)いろ〳〵あり
鉢巻(はちまき)ゴン同色 ヱロン色ハなし
是斗国王白なり
不残 騎馬(きば)にて登城(とじやう)惣門(そうもん)より下る
諸官(やくにん) 装束同断
格式(かくしき)により三人 供(とも)五人 供(とも)道具(どうぐ)持(もた)せ行
何れも騎馬(きば)なり乗物(のりもの)城下の間ハなし
町人(ちやうにん) 木綿(もめん)絹(きぬ)るい色口にくわし
百姓(ひやくせう) 白木綿壱丈斗も有を頭(かしら)に巻(まく)なりまげハ木櫛(きくし)
ぞうげいろ〳〵のしな差(さ)すなりかしらに巻(まき)し
木綿に扇きせる多葉こ入はさむなり町人百姓 皆々(みな〳〵)
股(ゴン)引をはく也男女ともに下帯(したをび)内まきなし夫故ゴンを
【左丁】
はくなり
腰物(こしのもの) 地(ち)が手 薄(うす)く至(いたり)てにぶしいろ〳〵に曲(まか)り候又のばし候
こと自由(じゆう)になり物(もの)を切(きる)ことハ出来(でき)す只(たゞ)突(つく)ばかりなり
僧(そう) 禅宗(せんしう)多(をゝ)く天台宗(てんだいしう)もあり出家(しゆつけ)の
服みな〳〵鼠衣(ねつみころも)なり
男女座
禮(れい)ハ百行(ひやくこう)の基(もと)にして正(たゞ)しきを以(もつ)て禮(れい)とす敬(けい)といふも
礼(れひ)にあり孝(こう)といふも礼にあり異国(いこく)日本(やまと)もおしなへて男
女(によ)七八才の比(ころ)よりハ手習(てならひ)学問(かくもん)算勘(そろばん)縫針(ぬいはり)うみつむきを修(しゆ)