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翻刻
【右丁】
女衆繪(おやまのゑ)
壱人 立姿(たちすがた) 瑠璃(るり)紺(こん)衣裳(いしやう)帯(おび)なし
頭(かしら)に櫛(くし)あり頭巾(づきん)あり
薄(うす)げしやう
首(くび)に水晶(すいせう)の輪(わ)かけいる
壱人 窓(まど)にもたれ外面(そとも)詠(ながめ)いる躰(てい)
鼠色(ねづみいろ)薄墨(うすすみ)ぼうし衣裳(いし)いしやう
二人(ふたり)とものふれんの傍(かたはら)にあり
上に額(がく)あり 愛月(あいげつ)と有
此繪 帰帆(きはん)まへに国人 認(したゝ)め呉(くれ)申候
【左丁】
幅 弐尺 【葛籠の図】
奥行 壱尺五寸
横 壱尺五寸
竹細工 錠前有
葛籠(つゞら)
四ツ餞別(せんべつ)舩中
物入(ものいれ)なり
初丁より是迄(これまて)安南國の
始(はじめ)おわりなり