キリシタン関連史料を翻刻

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切支丹御退治記 49巻. [6] - 翻刻

切支丹御退治記 49巻. [6] - ページ 16

ページ: 16

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続武家評林曰原表落居之間は島原本城之守居  小笠原壱岐守忠知二之丸守護久留島丹波守  通美御目付は下曽根三十郎信由也冨岡之城  本丸警衛松平主税之助二丸伊東大和守御目  付杉原四郎兵衛正長也味方之武具兵粮当用  之外は舟に積て海上に浮置たり不時之夜討  なんと有ても不被奪た免也然るに賊徒等日  上之瀬小土手之陰ゟ深夜に水練を入て奪ん  と謀連り然共細川黒田より番舩を出し聊之  油断もなく能是を守るに依て賊徒終に奪取  事あたは春と也賊城に大筒は無といへとも  鉄炮五百三十余挺有之其内十匁廿匁丗匁四  十匁五十目迄之筒は廿挺余ありさ連共玉薬  之費を厭ひて常々は打出さ春能武士と見々  るをは是を打懸具足も三百余領有といへ共  是を多免し見るに鉄炮抜たり然る上は働に  不自由成迚大形素肌に而かせきけり 松平氏覚書曰城中ゟ矢文に色々之斗束抔云て  射出春正月十五日之矢文に此いろは歌を書  て射たりけり