キリシタン関連史料を翻刻

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切支丹御退治記 49巻. [6] - 翻刻

切支丹御退治記 49巻. [6] - ページ 24

ページ: 24

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 て汝何に依て計束之状を遣春其返書是見よ  とて彼書状を出春山田か云此儀曾にも不知  吾味方之中にも張本たる尓依て既に郷民八  百人を引廻春某一人野心有と云共八百人之  輩何そ同意せんや倩思に敵謀て城兵を不知  にし八百余人を殺害し其幣に乗て攻取んと  之方便成る扁し古ゟ今に此計略なきにあら  春能々思慮有扁しと云四郎か云然は矢文を  他之陣へも可射処に相図有は古そ汝か持口  へ射たるは不審也文をうたんとならは熊も  他之持口へ古そ可射込に申処大に偽也と云  山田答て仰尤なれ共但某大手之持口を敵能  知たり然此矢文を他之持口へ射たらんは誰  か是を計略と知さらん今某か陣に射る故に  城兵皆吾を疑て如此問答に及吾今命之惜に  非春親族悉被害上は某をも早可被誅実否は  死後に顕る扁しと申ける四郎を初め古老之  者共是に迷重て子細を可尋とて大江に詰籠  を拵山田を古そは押込ける扨城中には次第  々々に粮乏く成てけり城中より密に遁出た