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菓子話船橋 - 翻刻

菓子話船橋 - ページ 14

ページ: 14

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    此白玉粉の製(せい)し方(かた)至(いたつ)て大(だい)事(じ)なり此(この)粉(こ)種々(しゆ〴〵)     入(いり)用(よう)なり巻(くわん)中(ちう)白玉粉とする物(もの)は皆(みな)此(この)粉(こ)なり     ○赤小豆(あづき)煮(に)様(やう) 一 多(た)少(せう)は其(その)時(とき)に寄(よる)といへども先(まづ)赤小豆(あづき)の虫(むし)喰(くひ)しい   なをえりわけ米(こめ)の如(ごと)くよくとぎ浮(うき)流(なが)るゝを捨(すて)た   とへば一升ならばよきほど水(みづ)を入て焚(たき)たてひた〳〵   に煮(に)あがりたる時(とき)又(また)水(みづ)をさしてよく煮(に)あがりたるを   米(こめ)揚(あげ)笊(ざる)へあげて煮(に)汁(しる)を切(きり)又/別(べつ)に水(みづ)を入て煮(に)たて   又/其(その)煮(に)汁(しる)をこぼすなりかくすればあづきの渋(しぶ)よく   抜(ぬけ)て餡(あん)の色(いろ)合(あひ)至(いたつ)て能(よく)なるなりそれより又/水(みづ)を入   てとくと煮(に)崩(くづ)すべし扨(さて)よろしき時(じ)分(ぶん)に笊(ざる)をあげ   て摺(すり)つぶして水(みづ)を入/細(こま)かき水(すゐ)嚢(のう)にて漉(こし)地(ぢ)合(あひ)よき   木綿(もめん)の袋(ふくろ)へ入しめ木(ぎ)にかけて絞(しぼ)るなり尤(もつとも)餡(あん)の製(せい)   し方(かた)も第(だい)一(ゝち)なり念(ねん)入(いれ)て製(せい)すべし羊(よう)羹(かん)はじめ   餡(あん)類(るゐ)の物(もの)一切/赤小豆(あづき)の煮(に)様(やう)にかはる事なし巻(くわん)中(ちう)餡(あん)   の條(でう)下(か)に別(べつ)に製(せい)し方(かた)はしるさずおして知(しり)給へ     ○白(しろ)大角豆(さゝげ)煮(に)様(やう) 一 白/大角豆(さゝげ)一升にて目(め)方(かた)四百匁/位(くらゐ)あるものなり先(まづ)   四百匁の大角豆(さゝげ)を石(いし)臼(うす)にてあらくざら挽(びき)にひきわ   り熱(あつ)き湯(ゆ)に浸(ひた)し置(おき)しばらくしてもみ洗(あら)へば皮(かは)は