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菓子話船橋 - 翻刻

菓子話船橋 - ページ 17

ページ: 17

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 よく煮(に)つまりたる時右あげ置たる赤小豆(あづき)を入てそろ〳〵  と煉(ねり)詰(つめ)るなり尤(もつとも)少(すこ)し和(やわら)かめなる方がよし     ○長(なが)芋(いも)餡(あん)同/百合(ゆり)餡 一 両(りやう)様(やう)とも白(しろ)き事第一なる故(ゆゑ)砂糖類/極(ごく)吟(ぎん)味(み)を遂(とげ)て   製(せい)すべし唐三/盆(ぼん)又は氷(こほり)砂糖ともに煎(せん)じ方に念入   べし前(さき)にしるす如(ごと)く長(なが)芋(いも)百合(ゆり)何(いづ)れも目(め)方(かた)をかけ   わけて其目方と等(とう)分(ぶん)に砂糖を入て火(ひ)加(か)減(げん)第一に   気(き)をつけて煉(ねり)つめるなり     ○白(しろ)餡(あん)同/紅(べに)餡(あん) ○白(しろ)大角豆(さゝげ)四百目《割書:ひきわりし|一升の分量》 ○唐三盆砂糖 六百目  右/製(せい)し置たる煎(せん)じ砂糖を銅(あか)鍋(なべ)に入/遠(とほ)火(び)にかけて  白大角豆の漉(こし)粉(こ)を少しづゝ入てゆるやかに煉(ねり)つめる  又/紅(べに)餡(あん)には右の白餡の鍋(なべ)をおろして暫(しばら)くして分(ぶん)  量(りやう)して紅(べに)を入て火(ひ)にかけずしてねるなり紅を入て  から火(ひ)にかければ忽(たちま)ちこげて色(いろ)黒(くろ)くなる也/尤(もつとも)度々(たび〳〵)手(て)  がけさればよしあし知(し)れかたし心(こゝろ)得(え)て製(せい)し給へ     ○八重(やへ)成(なり)餡(あん) ○八重成赤小豆 一升   ○唐三盆砂糖 六百五十目  右製し置たる砂糖を遠(とほ)火(び)にかけて煮(に)詰(つめ)八重成  の漉(こし)粉(こ)を追々(おひ〳〵)入て煉(ねる)なり去(さり)ながら余(あま)り久(ひさ)しく