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菓子話船橋 - 翻刻

菓子話船橋 - ページ 24

ページ: 24

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  あげたる薯(じよ)蕷(よ)の漉(こし)粉(こ)百目に久助/葛(くず)七八匁ふるひ   込(こみ)てとくと交(まぜ)合(あは)せ能(よき)程(ほど)づゝに丸(まる)め手(て)の平(ひら)にてたひ   らにして餡(あん)を包(つゝ)み蒸籠(せいらう)に布(ぬの)を敷(しき)其(その)上(うへ)へ行(ぎやう)義(ぎ)よく   並(なら)べて蒸(むす)なり     ○葛(くず)饅頭 ○久(きう)助(すけ)葛(くず) 一合   ○水(みづ) 三合五勺  多(た)少(せう)とも右の割(わり)にて葛(くず)をよく煉(ねり)て餡(あん)をは別(べつ)に  よきほどにまるめ置(おき)て杓(しやく)子(し)にて葛(くず)をぬれ手(て)へと  りてそれをひろげて餡(あん)を包(つゝ)み濡(ぬれ)たる布(ふ)巾(きん)の上(うへ)へ  とるなり尤(もつとも)葛(くず)の熱(あつ)きうちにとる物(もの)ゆゑ手(て)ばしかく  せねばならぬ事にて至(いたつ)て手(て)ぎはものなり     ○葛(くず)煉(ねり) ○久助葛 一合    ○氷(こほり)蜜(みつ) 一合 ○水   二合五勺  是(これ)も多(た)少(せう)ともに此(この)割(わり)合(あひ)にて葛(くず)煉(ねり)を拵(こしら)へまな板(いた)の  上へ濡(ぬれ)ぶきんをしき手(て)をぬらして杓(しやく)子(し)にて布(ふ)巾(きん)の  上(うへ)へとるなり     ○嘉(か)壽(す)亭(て)羅(ら) ○小(こ)麦(むぎ)御(ご)膳(ぜん)粉(こ) 百二十匁  ○大/鶏卵(たまご) 十五 ○唐三盆砂糖 二百目