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菓子話船橋 - 翻刻

菓子話船橋 - ページ 28

ページ: 28

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 蔭(かげ)を蒙(かうむ)る事よろこばしからずや     ○小倉(をぐら)羹(かん) ○大(だい)納言(なごん)赤小豆(あづき) 一升 ○唐三盆砂糖 一貫目 ○白(しろ)角(かく)天(てん) 二本半  右/分(ぶん)量(りやう)の砂糖を煎(せん)じつめ能(よき)時(じ)分(ぶん)に煮(に)置(おき)たる丸(まる)粒(つぶ)  の小豆を入て暫(しばら)く煮(に)染(しめ)て網(あみ)杓(しやく)子(し)にて粒(つぶ)の小豆  をは笊(ざる)へ汲(すく)ひあげて砂糖をたらし置/是(これ)も其(その)以(い)前(ぜん)よ  り角(かく)天(てん)に水五合斗りを入/鍋(なべ)にて煮(に)くづし置右  餡(あん)の中へ水(すゐ)嚢(のう)にて漉(こし)込(こみ)よく交(まぜ)て粒(つぶ)の小豆(あづき)を一(いつ)所(しよ)に  入て少(すこ)しの間(あひだ)煉(ねり)て船(ふね)へ流(なが)すべし《割書:但し船(ふね)なくとも切(きり)溜(ため)|重(ぢう)箱(ばこ)の類(るゐ)のぬりものへ》  《割書:なかすが|よし》     ○金(きん)玉(ぎよく)糖(たう) ○唐三盆砂糖 八百五十目 ○白角天 二本半  是もまづ砂糖を煎(せん)じ詰(つめ)て角天を右の通(とほ)りに  煮(に)崩(くづ)し置(おき)砂糖の程(ほど)よくつまりたる所へ水(すゐ)嚢(のう)にて  角天を漉(こし)込(こみ)てよくかきまはして塗(ぬり)物(もの)の器(うつは)へ流(なが)して  さますべし     ○乳柑(くねんぼ)羹(かん) ○氷砂糖 五百目   ○久年母 三十斗 ○白角天 一本半