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菓子話船橋 - 翻刻

菓子話船橋 - ページ 32

ページ: 32

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 なる篩(ふるひ)にて裏(うら)漉(こし)にして皮(かは)を去(さり)右(みぎ)分(ぶん)量(りやう)の砂(さ)糖(たう)  を煮(に)詰(つめ)て裏(うら)漉(こし)の胡/麻(ま)を入て角(かく)天(てん)を漉(こし)込(こみ)煉(ねり)合(あは)せ  て塗(ぬり)物(もの)へ流(なが)す     ○百合(ゆり)羹(かん) ○氷砂糖 三百目   ○ 百合(ゆり)  二百五十目 ○白角天 一本  百合(ゆり)も漉(こし)粉(こ)に成(なし)たる目(め)方(かた)なりやはり是も砂糖  の煮(に)詰(つま)りし所へ百合(ゆり)の漉(こし)粉(こ)を入(いれ)角(かく)天(てん)をこしこむ  事/以(い)前(ぜん)の如(こと)し余(よ)の品と同じからず余(あま)りねりす  ぐさずして重(ぢう)箱(ばこ)様(やう)のものへ流(なが)すなり     ○薯(じよ)蕷(よ)羹 ○氷砂糖 四百目   ○ 薯蕷  四百目 ○久助葛 廿匁    ○白角天 一本  総(すべ)て百合(ゆり)長(なか)芋(いも)の白(しろ)餡(あん)類(るゐ)は角(かく)天(てん)も前(ぜん)夜(や)より水に  浸(ひた)し置よくあくを出し分(ぶん)量(りやう)に従(したが)ひて水を入れて  煮(に)とかし置あたゝめて漉(こし)込(こむ)なり凡(およそ)白(しろ)きものは  砂糖も気(き)を付(つけ)て煮(に)詰(つめ)よき時(じ)分(ぶん)に漉(こし)粉(こ)を入てから  久(ひさ)しく煉(ねり)ては色(いろ)白(しろ)からず別(べつ)して薯(じよ)蕷(よ)羹(かん)などは  甘(あま)味(み)薄(うす)く淡(たん)白(ぱく)なるを第一とするものゆゑ煉(ねり)あ  がりに角(かく)天(てん)を漉(こし)込(こみ)でから手(て)ばしかくする事