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菓子話船橋 - 翻刻

菓子話船橋 - ページ 33

ページ: 33

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 肝(かん)要(えう)なり     ○紅(べに)羊(よう)羹(かん)     ○山(やま)吹(ぶき)羹(かん)     ○鶯(うぐひす)羹(かん)     ○青(あを)羊(よう)羹(かん) 一 薯(じよ)蕷(よ)羹(かん)の種(たね)に火(ひ)をおろしてから能(よき)程(ほど)に紅(べに)を入て   岡(おか)交(まぜ)にして煉(ねる)時(とき)は紅(べに)羊羹とも成(な)れり又/挽(ひき)茶(ちや)を   入れば鶯(うぐひす)羹(かん)とも成(なる)なり山梔子(くちなし)を入れば山(やま)吹(ぶき)羹   ともなり其外ずみ青(あを)粉(こ)を加(くは)へて青(あを)羊羹ともよ   べり何れも塗(ぬり)物(もの)へ流(なが)すべし     ○白羊羹 ○氷砂糖 五百目   ○白大角豆 五百目 ○白角天 二本  例(れい)の通(とほ)り砂糖の煮(に)詰(つま)りたる所へ白(しろ)角豆(さゝけ)の漉(こし)粉(こ)  を追々(おひ〳〵)に入て角(かく)天(てん)を漉(こし)込(こむ)なり右の白羊羹は百(ゆ)  合(り)長(なが)芋(いも)の白/餡(あん)よりは又/格(かく)別(べつ)に旨(うま)味(み)あるなり此  種(たね)へも紅(べに)挽(ひき)茶(ちや)を入れば色(いろ)物(もの)に成(なる)なりされば白(しろ)き  物(もの)の真(まつ)白(しろ)く上(あが)るは上/出(で)来(き)なり万(まん)一(いち)色(いろ)づく事あ  らば色(いろ)を入て黄(き)色(いろ)にも青(あを)くもする事(こと)其(その)時(とき)の  見(み)斗(はから)ひによるべし