翻刻
○極(ごく)製(せい)押(おし)物(もの)之部
○紅白/雹(あられ)
○唐三盆砂糖 百目 ○極上/微(み)塵(ぢん)粉(こ) 六十目
生(き)砂糖のまゝ細(こま)かき竹(たけ)の篩(ふるひ)にてふるひ塊(かたまり)をつぶし
塵(ちり)を去(さり)てみぢん粉(こ)へ少々(せう〳〵)水を入てしつとりとする
やうにとくと掻(かき)交(まぜ)て砂糖を合(あは)して形(かた)へ詰(つめ)る
長さ 六寸 厚さ五分
巾 《割書:四通りに庖(はう)|丁(ちやう)目(め)を入/横(よこ)》
二 【絵図】 《割書:十二に切|総数》
寸 《割書:四十八也|》
赤(あか)は一/斤(きん)の中へ紅(べに)の目(め)方(かた)弐匁入るなり砂糖の中へ
紅を合して置(おき)夫(それ)よりみぢん(こ)へ交(まぜ)るなり右一
斤を四/枚(まい)に押(おし)て一枚四拾目づゝなり
○塩(しほ)竃(がま)
○唐三盆砂糖 百目 ○極上/微(み)塵(ぢん)粉(こ) 六十目
○焼(やき)塩(しほ) 二匁
是(これ)も生(き)砂糖の塵(ちり)を拾(ひろ)ひ竹(たけ)篩(ふるひ)にて通(とほ)し水/少々(せう〳〵)
入て三(み)色(いろ)とも交(まぜ)合(あは)せてとくとかきまはしあら
れよりは心(こゝろ)もちしめり勝(かち)にして押(おし)形(かた)へ詰(つめ)る一斤
を二枚にするなり