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菓子話船橋 - 翻刻

菓子話船橋 - ページ 42

ページ: 42

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    ○生姜(しやうが)糖(たう) 一 煎(せん)じ詰(つめ)たる氷砂糖を二合ほど銅(あか)鍋(なべ)へ取(とり)分(わけ)又候   煮(に)返(かへ)し暫(しばら)くして火(ひ)をおろし少(ちひさ)き摺小木(すりこぎ)やう   の棒(ぼう)にて鍋(なべ)のまゝにて摺(する)なりよく白(しろ)くなり   たる時なま生姜(しやうが)の皮(かは)をむきて山葵(わさび)おろしにて   すりおろし地(ぢ)合(あひ)よき木綿(もめん)布巾(ふきん)にて程(ほど)よく濾(こし)   込(こみ)一寸/火(ひ)にかけてかき廻(まは)して美濃(みの)紙(かみ)を敷(しい)て   其(その)上(うへ)へ流(なが)す     ○胡椒(こしよう)糖(たう) 一 生姜(しやうが)糖(たう)の如(ごと)くにして胡椒(こしよう)の極(ごく)細(さい)末(まつ)を入(いれ)て久(ひさ)   しく火(ひ)にかけずして能(よく)交(まぜ)合(あひ)たらば直(すぐ)におろ   すべし生姜(しやうが)糖(たう)にも細(さい)末(まつ)をつかふもよし     ○紅(こう)白(はく)玉(ぎよく)露(ろ)糖(たう) ○氷(こほり)おろし 百目   ○極上久助/葛(くず) 六十目  葛(くず)を薬研(やげん)にておろし箱(はこ)篩(ぶるひ)にてふるひ右の  分(ぶん)量(りやう)に水二勺程入て手(て)にてもみしつとりと  するくらゐになして形(かた)に入て打(うつ)なり紅(べに)の方  は氷おろし百目へ紅(べに)拾匁入て紅を氷おろし  によく合(あは)してから葛(くず)に交(まぜ)るなり夏(なつ)季(き)の  物(もの)にて胡椒(こしよう)の細(さい)末(まつ)をも加(くは)へる事あり水(みづ)飲(のみ)