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菓子話船橋 - 翻刻

菓子話船橋 - ページ 9

ページ: 9

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  席(せき)中(ちう)しばしの話(はなし)柄(ぐさ)と成(なり)て興(きやう)ある事(こと)多(おほ)し 一 菓(くわ)子(し)の製(せい)は益々(ます〳〵)精(くは)しうなりて上/品(ひん)の物(もの)のみ流(りう)行(かう)して   太(たい)白(はく)の所(ところ)へ三(さん)盆(ぼん)を遣(つか)ひ三(さん)盆(ぼん)の所(ところ)へ氷(こほり)砂(さ)糖(たう)を用(もちふ)るやうには   成(なり)たれども手(しゆ)製(せい)には夫(それ)程(ほど)にも及(およ)ばぬ事(こと)なり 一 菓(くわ)子(し)の銘(めい)は商(しやう)家(か)にてさま〴〵に命(なづ)くれども元(もと)は一(ひと)つ品(しな)なる   を色々(いろ〳〵)に分(わけ)て製(せい)するも亦(また)少(すくな)からずされば利(り)潤(じゆん)を離(はな)れて   製(せい)する時(とき)は珍(めづ)らしく至(いたつ)て面白(おもしろ)き品(しな)も出(で)来(き)るなり宜(よろ)しく   工夫(くふう)在(あつ)て製(せい)して見(み)給ふべし     天保庚子春    船橋屋主人再識 菓(くわ)子(し)話(わ)船(ふな)橋(ばし)目(もく)次(じ) 一 砂(さ)糖(たう)一(いつ)切(さい)煎(せんじ)方(かた)   一 氷(こほり)卸(おろし)製(せいし)方(かた) 一 寒(かん)晒(さらし)白(しら)玉(たま)粉(こ)製(せいし)方(かた)  一 赤小豆(あづき)煮(に)様(やう) 一 白(しろ)大角豆(さゝげ)煮(に)様(やう)   一 大(だい)納言(なこん)赤小豆(あづき)煮(に)様(やう) 一 長(なが)芋(いも)八重(やへ)成(なり)煮様  一 並(なみ)餡(あん)煉(ねり)方(かた) 一 極製上/餡(あん)煉(ねり)方(かた)   一 胡(ご)麻(ま)餡(あん)煉方 一 小倉(をくら)餡(あん)煉方    一 長(なが)芋(いも)餡(あん) 一 百合(ゆり)餡(あん)      一 白(しろ)餡(あん) 一 紅(べに)餡(あん)       一 八重(やへ)成(なり)餡(あん) 一 求(ぎう)肥(ひ)飴(あめ)煉方    一 求(ぎう)肥(ひ)饅(まん)頭(ぢう)