翻刻
れる目さまし草といへる草紙有けるをこきひ乞ひ得て
桜木にゑらせつるなりされはこれをよまん人々はしめて
此艸の本性をわきまへ又此葉生なるもほしつるも
べちにくさ〳〵の功能有事を知りなば吸ひかならす
楽のみかは世の大なる益ならましとてなりまいておのか家
代々あきなひつる草にしあればいさゝか其徳にむくいん
とてかくはものすることゝはなりぬ文化十二年三月
のとけき日清中亭の主叔親しるす
目録
発端(ほつたん)
古今形勢(こゝんのありさま)
伝来諸説(でんらいのしよせつ)
考証雑話(かうしようのざつわ)
本朝食鑑(ほんてうしよくかん)煙艸(えんそう)の主治(しゆうぢ)抄録(せうろく)
和蘭(おらんだ)煙艸(えんそう)の功能(こうのう)《割書:溺死(できし)を救(すく)ふ法(はう)《割書:并》図(づ)》
唐土(もろこし)吃煙(すひたばこ)主功(しゆこう)
和漢(わかん)煙毒(えんどく)を解(け)す方
禁忌(きんき)《割書:唐土(もろこし)和蘭(おらんだ)》