← 前のページ
ページ 12 / 286
次のページ →
翻刻
こせうさんせうのこ入へし
一○ なめの汁の事いるかのことく作りてすま
し味噌の下地に入参へしいるかの調様と
同前御前へ参事はまれ成事也
一○ こたゝみ冷汁の事うすく細く作りて
土器に入置てたれ味噌に蛤と鰹を
入て煮てとりあけて細くたゝきて前
ことくたれ味噌へ入て偖鯛のみを
たゝきかまほこのみのことくして入へし
偖作りたるなまこを入てかき廻て生酒
しほ残さすへし偖みつかんを二つにわり
て片輪くるまにうすく切てあさのりを
粉にしてみつかんの上に置て御汁を
入うけて可参候かうとわさひを入へし
肝要候こせうをも入へし惣別は
かきにて可有候蠣なき時蛤を仕候者也
一○ 鳥とろゝの冷汁の事鳥のみを串にさし
て能程に焙て細に切すりてたれ味