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噌に鰹を入煮て扨鳥のみいを入て心
みてわさひを入生酒しほをさし参へ
し柚かうと入へし能々口伝なくは
あちはひ悪へき者也
一○ 鯛とろゝ冷汁の事鯛のみを細に切て
すりて鳥とろゝのことく同前にあへて
可参者也
一○ ゑち川汁は夏賞翫也但冬も有へく
はみを腹をあけすしてわたをつみて
すりひしほしてたけのこ白胡以下の物
を入てふき味噌の下ちに入て能々心
みて可参山椒の粉又すりても入へし
一○ からさけしるは鮭の皮をむきみをはけつ
りて骨頭皮をはゆつる也それをはき
さみて入へしふき味噌の下地に入へし
家のいもをへきて入へし左様に候へは汁
ねはり申候間当世は丸く作りゆひきて
入候也惣別は御前へは不参候今は調やうに