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翻刻
それをくしにさしてあふりたる也
一○ 打海老とはゑひを生なから皮をむきて
まな板の上にて細にをしねやして葛
の粉をまきてをし廻てひろくれはう
とんのことく成てはからひて切て味噌を
かへらかして扨入て参する也是は今川貞世
のかゝれたる大双紙と云物にありと云り
一○ 鮭のしきのひれとはせひれの一二三を云と
いへり
一○ 卯花なますと云は川魚にてもぬたにて
あへて所々に白く作りたるみを置たるを
花の心に置也
一○ 羽ふしあへとは雉の羽の中を細にたゝきて
酢をかへらかして五六度もしたみこしさて
のちにわさひを入て参する也
葉類之事
一○ 鮭の焼物は大やき物にても小焼物にても参
なりぶえんならはすりひしほをしてあふりこ