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【右丁】
かにとり小袖之事
かにとり小袖は産着之如くたち合せともうらを付け綿入
に仕立也地色はうすはなだにかにとり草の葉を小紋又は
ちらしに染紋所には鶴亀松竹を付け七夜之祝に産衣之上
にきせるもの也左に記すこの小袖のたち様寸法は練衣之
はゞのつもり也巾せばき時はかんがへあるべし
惣長サ八尺巾一尺二寸之つもり也口伝あり
袖《割書:長サ一尺|巾七寸| 》 袖《割書:同|》 たけ二尺
ひも長サ 二尺 【図】
ゑりはゞ 三寸 おくび はゞ三寸
【左丁】
疳取草(カントリグサ) 世に ん(◦)を に(◦)とつめかに
とりといふ
積雪草 地銭草 【図】
連銭草ともいふ
俗にかきとをしとも云
紺屋之方へも引出物あるべし
産着之事
産着はねり絹当今は白羽二重を用ゆとも裏なるべし本式
は表裏とも白也産着をたつには吉日をえらび其日之玉女