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翻刻
【右丁】
宮参り之事
宮参りは男子なれば生れたる日より三十一日目女子なれ
ば三十二日目にすべし父は三十日すぎ母は七十五日過て
宮参りすべし
嬰児を乳母いだきて乗物に乗るべし乳母は色染之小袖た
るべし乗物之左之方に刀右の方に脇指を持すべし衣体は
いづれも烏帽子素襖たるべし
天児は嬰児之先へ輿にのせ参るべしかりそめに出給ふ時
も先へ天児をいだき参るべし万之あしきものを払ふとい
ふを以てなり
筒守は嬰児宮参り之時輿之先へ緒を片むすびにして掛る
【左丁】
もの也其外他へ出給ふ時にも同じ様になすべし口伝あり
筒守之図 《割書:鐶之緒長サ一尺五分房|四寸房きわ叶結四ツ打| 》
鈴の緒長サ五寸五 掛緒房五寸
分金糸をまじへ
たる房を付也 掛緒五尺七寸五分八ツ打九分廻り
但シ四ツ打也 筒之長サ一尺二寸渡 【図】
り二寸五分筒錦に
て張るなり