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翻刻
【右丁】
其次第は烏帽子親飲はじめて子へさし引出物を出す子飲
て烏帽子親へさす親飲て納め夫より次之間へ行き子を玉
女之方へ向かせ着座せしむる時理髪役進み出でひざまづ
き左記之図の如く髪を二ツにわけ髪之先を紙にて包む《割書:紙|は》
《割書:杉原を竪に折又横に折りてひだを一ツ折りこのひ|だの中へ左を包には右と書き右を包には左と書》介添小刀
を台にのせはやし役之前に置くはやし役請取り包みたる
紙のきわより左を一刀にやり刀にてはやし次に右を同様
にはやし台にのせ本人へ見せずして介添に渡す其時理髪
役進み寄りかんむり下地に髪を結ひ退く烏帽子親直に冠
をもちいでかぶせる也介添之請取りたる髪は直に氏神又
は其所之生土神へ納むべし
【左丁】
【図の右側上から】
【左から右へ横向き書】
《割書:後より結也|》
《割書:男結びにして先を切|る》
《割書:ふくさ水引にて女結|びにして先を切る》
《割書:同上にて内にて男結|びにして先を切らず》
【図】
【図の左側上から】
【右から左へ横向き書】
《割書:男結びにして先を切|らず》
《割書:女結びにして先を切|る》
《割書:同上にて男結びにし|てさきを切る》
《割書:ふくさ水引にて内|にて女結びにして先|をきらず》
元服済みたる後 鉄漿(カネ)を付る也男には歯黒初之祝はなし其
家之吉例によつて祝ふ事は別段之事なり