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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 173

ページ: 173

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【右丁】 面之半面魚と云右之肉をそぎたるをば前向之半面魚とも 云この庖丁には大秘口伝あり       鰈之庖丁極秘切形之名称  四季鰈  陰陽鰈  魚形鰈  鬣通鰈  鬣砕鰈  魚成鰈  式 鰈 右之内に皆伝之ものにあらざれば許さゞるものあり       乹魚 ■【注】、鯧、真鰹とも書也 まながつを之庖丁には秘事多し神道家に於ても神秘とし てもらさゞる事に伝るゆへ委き事は語り申さずまながつ をに乹之字を用ゆるは乹はものゝはじめ也大地四方之は じめを乹と云大地之根本なるべしまながつをは魚之根本 【左丁】 なり故に乹之字を用ゆまながつをのからだにも乹之徳を 備へをれり故にまながつをの庖丁をいぬゐ庖丁と云又手 づかみ庖丁とも云也まながつをにことぢどりの身といふ ものあり何れも口伝なり乹魚を洗事にも口伝ありまなが つを之庖丁は鳥之庖丁のことくなすべし       ■【注】之庖丁極秘切形之名称  大燕乹魚 小燕乹魚 魚形乹魚 飛連乹魚 行連乹魚 この内に皆伝之ものにあらざれば許さゞるものあり 右を五魚と云なり       鱒之庖丁切形名称  千代鱒  陽ノ鱒  三刀鱒  初霜鱒  雪朝鱒 【注 ■は「魚+乹」・「乹」は「乾」の異体字、故に「𫙱(まなかつお)」の異体字ヵ】