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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 176

ページ: 176

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【右丁】  雪朝鳥  雪中鳥  鷹 鳥  八文字鳥 長命鳥 この内に皆伝之ものにあらざれば許さゞるものあり       雁 雁は水鳥之王なり菱喰、白鳥其他足に水かきある鳥をすべ て水鳥といふ雁は秋北より南へ来り春は南より北へ帰る も常に雌雄相したがひ互にみだれざる鳥也故にもろこし にては嫁をとる時雁をやりて約束を定むといふ我朝にて はかよふの事はなし口伝       雁之庖丁極秘切形之名称  楽庖丁  飛連雁  行連雁  蘇 雁《割書:来雁ト|モ云》田渡雁  帰 雁  芹喰雁 【左丁】 楽庖丁はすべて一子相伝之庖丁なり       鶴 鶴は千歳之よはひをたもつ貴鳥にして仙郷之鳥といふ此 鳥を庖丁するに大秘口伝多し要文あり足にはふくさ水引 を用ゆ鷹の取たる鶴は稲之穂を用ゆ鶴に裏手庖丁と云事 あり口伝       鶴之庖丁極秘切形之名称  千歳鶴  四季鶴《割書:乾坤二手|》  舞 鶴 千歳の鶴は天子に限る其余は公卿大夫諸侯に用ゆ 舞鶴は季節によつて用ゐず楽の庖丁に用る事あるなり 鶴之庖丁は庖丁手練なきものには許さず