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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 215

ページ: 215

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【右丁】 るがよし又長く糸にそろヘるには鮑を剥なり 燕巢は水につけ置くベし 海素麺は灰をもみおとし又水にてとくともみていかきへあ げ水を何べんも通し灰のなき様に洗ひ布に包み絞る也手 早く洗はざればねばるもの也心得あるべし 生みるはあつき灰にまぶし水にてよく洗ひ切揃へ遣ふベし 海布苔は水にしばらくつけ置き絞り上げ遣ふべし おごのりはさつと湯がきたるがよし 銀のりは水に漬け絞りあげ遣ふベし 水仙寺のりは水につけ能ふやし切形して遣ふベし 葛切は湯煮すべし三ふき計煮立すゐなうへあげ又水にて 【左丁】 能ひやし又すゐなうヘあげ水を切て置き盛ベき時に又水 へおろしさばきて水盛にするなり 青のりは銀のりに同じ 山葵は皮を去り細かにおろし酒を少し打て能たゝきて遣 ふべし山葵台は鯉のさし身ならば鯉之一の鬣をあとさき そろへて山葵台にする也外之刺躬の時は別に山葵台を大 根にて桔梗か梅。桜などの形ちに拵ヘむきとりにしてこれ に山葵をのせて出すベし 九年甫。みつかん何れもけんかいしき也屏風かむきかけな どにして遣ふべし金柑は鱠のなき時にはけんに遣ふてよ ろしきなり