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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 221

ページ: 221

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【右丁】 沖津鯛はあま鯛也一塩あてたるがよろしき也切形は鯛に 同じ 刺鯖は皮を引き薄身之骨をすき二寸計にきどりて竪に薄 く切重になすか又はさきてもよし 干鱧は薄く小口より切重にすべし皮はだよりさつと火取 てもよし 花海老とは細かなる干海老をいふ也其侭にて遣ふ ほたでは塩漬なるがよし 栗は白髪か針に刻たるがよし 干瓜。葉生姜は前に同じ 鰹節は平かつをかより鰹か又は花鰹之類に削り上盛にす 【左丁】 べし 塩鮑若狭貝なればよく塩を出して遣ふべし薄く切重にし て水をためおけば塩出るなり 右之内をそれ〳〵に取合せよろしく盛て。だし酒をためて出 すべし盛形は随分景気よく盛べし       揉 貝     鮑   海月   平鰹 鮑は薄く大短冊か又は小短冊に作るベし 海月。平かつをは前に同じ 鮑之作りたるに塩をたくさんかけ置きて洗ひ海月。平かつ を交ぜ酒をかけて出すベし塩梅は鮑之塩加減にてなすべし