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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 230

ページ: 230

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【右丁】 の具を入れ酢を少しさし焼塩にて塩梅すべしこれは寒中 之物なれば生暖にして蓋をなし出すべしこれを雉之温め 膾ともいふ也       鱸之五色鱠 これは刺身之事なり青色は砂ずりをいかにも薄く作りあ ゐかいしきの上に盛ばうつろひてしやうじき也赤色はあ らわた白色はこわた黒色は黒皮黄色はいすくめなり盛様 は人之座敷之方によるべしむつかしき事にて常には用ゐ ざるもの也赤色には赤き花などを間に盛てみへすきて赤 くみゆる様に盛也これは飣になる間敷もの也此刺躬は常 のさし身之如く高く盛るべからず青酢を添て出すべし此 【左丁】 鱠をしらぬ人は珍しきみごとなるものゝ様に思ふものあれ どもこれは心あて計にて見たてのなきものゆへ五色にみ えにくきもの也喰様は大事也五色にみえにくきものを五 色といふは東西南北中央之五色を盛る心にて五色鱠と名 くと云古き説あれどもこれは五色鱠之濫觴を知らざるの 説也極秘       本 汁     鯛 鱸 藻魚 生鱈 鮟鱇 たいらぎ はんペい     あんこう干皮 火取きすこ 火取細魚 火取鮎     身蜆 身蛤 蠣 川ざこ 白魚 魚之子 鯉     へぎ鮑 赤貝 鶴 雁 鴨 青鷺 雲雀 ばん