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【右丁】
べからず煮ればしぶくなりてよろしからざるゆへ炭火に
かけ置べし三の汁は菜汁にかぎりたれども時によりて外
之品を用うることもある也汁の具は尤も一種たるべし
左に外之品のあらましを記す
白髪大根 けしの葉 若じそう 干くさぎの葉
菊の若芽 午房の爪 さゝかし午房 刻根芋
独活のさゝかし 海苔の類 もぞくの類
右は何れも和らかに煮たるがよし
生鳥。塩鳥之汁
鳥の汁は白味噌をよきだしにて延し塩梅すべし塩鳥の
汁は夏計のもの也六月土用過てはよろしからず
【左丁】
青■汁
雁。鵠。鴨。何鳥にても身を小《割書:サ》く切り下地をかけて置きとろゝ
を座敷へ出す時身を入て出すべし
刺鯖の汁
刺鯖 茄子 冬瓜 椎茸 漬茸類 菜の類
刺鯖の切方は取合せに応じきどるべし取合せの品の切方
は小《割書:サ》きがよし
さし鯖はさきても切りてもさつと火取り煎酒にて能煮て
本汁へさしこみにすべし又火取りて白水より湯煮して本
汁へうつし煮る事もあるなり
冷 汁
【■は「氵+剥」ヵ】