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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 241

ページ: 241

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【右丁】     海苔類 もぞく 茗荷 焼栗 たで 紫蘇     胡椒之粉 唐がらしの粉 おろし大根 のりの類は何れも火取りて もぞくはちりを能取り水にて能洗ひ切て遣ふべし 茗荷は小口より薄く刻むべし 焼栗はこまかなる才に切べし 蓼。紫蘇は真砂子に切べし おろし大根はからみ大根がよし 胡椒。唐がらし。おろし大根此分汁へ入れて出すべからず別に 小皿などに盛て出すベし 献立により魚の類を用うるもよし魚はあられうけ。薄焼玉 【左丁】 子。花烏賊などよろしき也 仕立様はよき溏油に極上の醤油と酒少々さしてかるくうま く塩梅すべし塩梅よくば器に入れて水によく冷し右之品を それ〳〵に入れ出すべし       懸菜汁 かけ菜とは常の干菜の事也かけ菜遣ひ様は菜の茎付より 二寸計切去り其侭あつき湯につけ蓋をしてしばらく置き 湯のさめたる時分に其湯にて能もみ其湯をすてゝ外の湯 にて一へん洗ながし三度目の湯を十分之一程汁へさした るがよし菜之中なる茎もたち去り箸に掛るほどの大きさ の色紙などに切りたるかよし是はかけ菜之切形也