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生間流式法秘書抜萃 - 翻刻

生間流式法秘書抜萃 - ページ 244

ページ: 244

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【右丁】 立湯にて右之鉢共に煮。水玉之ことくなりたるを生麸にて包 み油にて揚げ煮物或は醤油白酢熬酒等にて遣ふ也       鳥之ひしほ煎 雉をこまかに作り酒しほに侵したれみそを少しのべ煎返 して山芋を三角に小《割書:サ》く切て鳥とかき合せ鳥のにへたる時 黒のりをむしり入れて出すベし       青勝煎 青勝煎とは鳥の腸肝をよくたゝき鍋へ入れ塩酒しほを少 し入れてよきにほひのする程煮つけさて下地を煮て煮付 たるたゝきをよくおこして鳥を薄く作りよき程に煮て出 すべし霜月より翌年二月迄の料理也これを山陰煎とも云 【左丁】       羽ぶし煎 鳥之羽ぶしと腸。きもとを共に能たゝき水なうヘあげ水を たらしだしの地へ作りたる身と共にさつと入れ酒しほ醤 油をさし山芋。うど。午房之類を入れ吸口をそへ出すべし       鶉之床煎 鶉之床煎といふは鶉を二ッに割り腹をよく洗ひ餅之粉と大 豆とをまぜ合せよくこね鶉之腹へ入て又元の如く合せわら にてかため湯にて色を取てあげさまして薄く切り二切か三 切程小角に盛て出すべし       皮いり 皮いりといふは雁之はぶしの皮之あつき所を細く作りて